中庭と過ごす、オトナの隠れ家

Concept

今までしたくてもできなかったこと。
ずっと憧れていた過ごし方。
そんな「好き」を、日常の中で自然に楽しめる住まいです。
中庭を中心に、集まる時間も、ひとりの時間もほどよくつながり、
肩の力を抜いて過ごせる暮らしをかたちにしました。

南側に二階建ての住宅が建つ敷地。
周囲の視線や建物の高さをどう受け止めるかが、
住まいづくりの大きなポイントでした。
建築家・齊藤真二氏は、
住まいの中心に中庭を設け、
壁の高さや建物の配置を丁寧に整えることで、
外からの視線を気にせず過ごせる空間をつくっています。
中庭に立つと、視界に入るのは空とやわらかな光。
南側に建物があることを感じさせない、
静かで落ち着いた外の居場所が生まれました。

日常の延長として使える、12帖のプライベートな中庭

外からの視線を遮りながら、
家の中と自然につながる中庭。
昼はBBQを楽しんだり、
夜はプロジェクターで映画を観ながら、
家族や気の合う仲間とゆったり過ごせます。

外と内がゆるやかにつながる、明るく開放的なLDK

大きな開口部を通して、
中庭の光と気配がそのまま室内へ。
カーテンを閉めきらなくても安心して過ごせるため、
日中は自然光だけで心地よい時間が流れます。

暮らしの中に溶け込む、特別すぎない贅沢

木の香りに包まれるサウナで体を温め、
中庭のシャワーでクールダウン。
椅子に腰掛けて夜風に当たるひとときが、
忙しい一日の終わりを静かに整えてくれます。

効率と心地よさ、どちらも大切にした間取り

浴室からランドリー、ファミリークローゼット、パントリー、キッチンまでを一直線に配置。
家事を手早く終えたあとは、
ヌックや書斎でそれぞれの時間を楽しめる、
メリハリのある暮らしが叶います。

建築家	齊藤真二（Atelier if 一級建築士事務所／神奈川）
建築面積	119.30㎡（36.09坪）
床面積	1F:113.18㎡（34.23坪）
延床面積	113.18㎡（34.23坪）