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実るほど頭を垂れる稲穂かな

2025-06-15

暖かく過ごしやすい日が続いているこの頃ですね。最近は、暑すぎて春物の上着があまり活躍せずに夏を迎える気がします。

そして、ついに山梨も梅雨入りしました。今年は、例年より遅いそうです。布団やソファーなどの大物の洗濯や、湿気のたまりやすいところに防カビ対策など、しっかりと行いましょう。

この時期、運転中に田んぼを見ると農家の方が忙しく働いている姿が目に付きます。そして稲刈りの時期にはまだ早いのですが、「実るほど頭を垂れる稲穂かな」という言葉が頭に浮かんできます。

稲穂は実れば実るほど、重みで穂先が垂れ、頭を下げていきます。「人格者ほど謙虚になっていく」という例えです。力がついて、成功している時こそ、謙虚に生きて行きなさい。という注意を表現した言葉です。

解説すると、人はある程度生きるための力がついてくると、周囲への感謝を忘れてしまいがちになるという意味です。

私は家づくりをする中で、職人さんや業者さんを取り仕切る存在です。決して偉いわけではないのですが、現場での物事が上手くいかない時はどうしても怒ってしまうことがあります。

こういう時は、この言葉を思い出し、思いやりを持って接するように心がけています。いまの立場は、多かれ少なかれ、両親を含め、様々な人の助けや親切、愛情などがあって築いたものです。

私の好きな本田技研の創業者の言葉を紹介します。『学問なり技術があるということは立派なことには違いないが、それを人間のために有効に使って初めて、優れた人間だということができるのだと思う。何よりも大切なのは人を愛する心ではないだろうか』

まさしくその通りだと思います。これからも謙虚で人を愛しながら、感謝の家づくりを行います。それでは!

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