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換気の話

2023-12-21

前回、断熱のお話をしました。忘れてはいけないのが換気性能です。「換気と気密性矛盾するのでは?」と思われました?

そうではありません。汚れた空気を排出するためには換気が必要不可欠です。

 気密性・断熱性・換気性能が劣る家は、済む人の健康に影響が及びます。

その代表が「ヒートショック」です。交通事故の数の4倍近い人たちが、済む家によって命が奪われているといわれています。

 ヒートショックとは冬場に暖かい部屋から寒い部屋へ移動した時など温度差によって生じる健康被害です。

温度差によって血管が収縮したり血圧が上がるので、脈拍が速くなったり心臓に負担がかかります。

最悪の場合、不整脈や心筋梗塞を起こし、死に至ることがあります。

12~2月にかけて、LDKとの温度差が大きい脱衣所やお風呂場で多く発生しています。

 大半の既存の住宅で部屋間の温度差をなくそうとすると、断熱性能の不足から膨大な額の光熱費が必要になります。

かといって断熱性能を上げるためにリフォーム工事をして断熱材を全て交換するとなると、1,000万円台の費用がかかります。

だからこそ、家を建てるときに断熱性能を高める対策を取っておくべきなのです。

建築時であれば費用も100万円程度のプラスで済みます。それで省エネ性能は高まり、光熱費も大きな節約になるのです。

続く

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